
ぼくは仕事の相棒がエブリイ(DA64V)なのですが、運送業という仕事柄、ドアの開閉は一日に何回もします。
そして暗くなると荷室が見えにくいので、ドアを開けるとリアのランプが点灯するようにしています。
ところが先日、突然ドアが開いてもいないのに走行中にルームランプが点いたり消えたりしはじめました。
特に車に詳しいわけではないですが、『これはドアの開閉センサー的なのがダメになったのかな?』と、直してみることにしました。
そもそも素人でも点検修理は可能なのか?
ぼく自身は仕事で車を使うだけであって、過去に自動車整備の経験もありませんのでただの素人です。
ですが、今回の点検修理はそこまでてこずることなく、意外とあっさりと解決できたので、道具と手順さえ把握すれば誰にでもできるはずです!

エブリイ(DA64V)のドア開閉センサーがある場所
ドアが開閉してルームランプが点くためには、カーテシスイッチと呼ばれるボタンのようなものと連動して、ドアの開閉を感知し、ルームランプを点灯させているそうです。
このセンサーがついている場所が、エブリイ(DA64V)の場合次の3か所にあります。
・2列目助手席側
・リアゲート
運転席と2列目助手席のセンサーは単純な造り(リアゲートだと仕組みが違うのでちょっとめんどくさい。)で、突起が押し込まれた状態になっていればドアが閉まっていると判断されます。
なので、長年使用されている車だと、押し込みが甘くなり、走行中にルームランプが点いたり消えたりということが起こる事が予測できました。
ということで、まずはどこのセンサーが原因なのかを突き止めるところから始めると良いでしょう。
運転席側、2列目助手席側が原因の場合
運転席、2列目助手席側のドアの場合、単純にカーテシスイッチのポッチの押し込みが甘くなっているだけ。もしくはカーテシスイッチ自体が故障している、という原因が考えられます。
カーテシスイッチが故障していればそれ自体を取り換えるしかないので、まずは押し込みが甘いかどうかを確かめてみました。
運転席側のカーテシスイッチ
方法は単純。カーテシスイッチのポッチが当たる場所に厚みを加えてみました。
使ったのが100円ショップのセリアに売っているこのクッションシート。
小さな正方形に切り、ポッチが当たる場所に張り付けてみました。
運転席側の張り付けカ所
2列目助手席側の張り付けカ所
これで少し様子を見ましたが、やはり走行中にルームランプが点滅するので、これが原因ではなさそう。

リアゲートが原因の場合
リアゲートの開閉センサーは解体しないと姿を現してはくれません。
使う工具は少ないですが、少し手間と時間がかかります。
ですが結果的にはやはりリアゲートのセンサーがダメだったらしく、ここを直せば走行中に点いたり消えたりというウザい症状はなくなってくれました!!

リアドア開閉センサー点検補修手順
それでは今回ぼくが実践して、実際にリアドアの開閉センサーが直せた方法について解説していきます!
まずは使用した道具についてです。
使用道具
今回使用した道具は以下の通りです。これといってかなり特殊な道具というものは必要ありません!!
・ラジオペンチ
・シリコンスプレー
上記の3点があれば補修可能でした。
補修手順
続いては補修手順です。
簡単な流れで説明すると、以下の手順になります。
- リアドアの内張を剥がす
- 開閉センサーの配線や金具を外す
- 開閉センサーにシリコンスプレーを塗布
- 元通りに戻す
こんな感じで作業自体はとても簡単です。冒頭にも触れた通り素人でも全然できます!
ただ、開閉センサーの配線や金具の外し方が、初見さんにはハテナ?な部分もあるかもしれません。
詳しい方法については別記事でまとめてるので、こちらをご覧ください!!
ぷぷんたこんにちは!あるいはこんばんわ!脱サラフリー軽貨物ドライバーのぷぷんたです!!先日配送の仕事中に、なんだか視界がチカチカすると不思議な感じになり、車内を確認してみると。。ドアオープンで点灯する車内のルームラン[…]
走行中のルームランプ点滅補修まとめ
リアドアの開閉センサーが経年劣化(?)によって動作不良になったことで今回のように走行中のがたつきで、ルームランプが点いたり消えたりするという事象が発生しました。
ATFの交換のためスズキのディーラーに整備に出したのですが、そのときに一緒に見てもらおうか悩みましたが、高い工賃を取られるかも。。?とビビッて頼みませんでした。笑
結果的には自分で短時間で補修ができたので、もしまた同じような事が起きれば自分で直せるし、良い経験になりました!
この記事が同じような不具合で悩む方の助けになれば光栄です♪