素人でも1日で完結!軽貨物車両の黒ナンバー化方法を画像付きで解説

最近はフードデリバリーの進出が進み、需要もコロナ禍で増えているので、デリバリードライバーに興味が出てきた人も少なくないのではないでしょうか?

しかし、日本の法律では、なんでもかんでも好きな車で配達してはいけないのはご存知でしょうか。

自動車を使って他人の需要に応じて有償で貨物を運送するためには、事業用のナンバーを取得した自動車でなければいけません。

そこでこの記事では、軽自動車の事業用ナンバー、通称【黒ナンバーの取得方法やメリットについて、体験談を用いて説明していきます!

ぷぷんた
取得方法は全国共通ですが、私は札幌の人間なので、札幌で黒ナンバーを取得するのであれば手続する場所も詳しく解説しているので是非ご覧ください♪
この記事は軽自動車の【黒ナンバー】についてのみ記載してあります。普通自動車の営業ナンバー、通称【緑ナンバー】については触れないので、あしからず!

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黒ナンバー取得のメリット・デメリット

まずは黒ナンバー取得にあたり、メリットとデメリットを挙げていきます!

 

メリット①:税金が安くなる

一般の人使う自動車は【自家用】と車検証に記載がされますが、今回の黒ナンバーは【事業用】となります。

用途が自家用から事業用になると、なんと毎年かかる自動車税が安くなります!!

具体的な金額というと、平成28年に税率が改正されてから、以下のようになっております。

 

自家用軽自動車(黄色ナンバー)10800円
自家用貨物車(黄色の4ナンバー)5000円
営業用貨物車(黒ナンバー)3800円

 

自家用軽自動車と営業用貨物車ではなんと7000円も差があります!!

ぷぷんた
毎年払う税金がこんなにも違えばかなりお得ですよね♪

 

メリット②:取得できるまで時間がかからない

後から詳しく説明するのですが、黒ナンバー取得には2つの施設に訪れ、手続きをする必要があります。

それぞれの人の込み具合にもよりますが、長く見ても半日(4時間)ほどみれば、手続きを全て終え、黒ナンバーを手にすることが出来るでしょう。

ぷぷんた
普通自動車の事業用ナンバーである緑ナンバーは、数カ月かかることもあるようなので、この差はかなり大きいです。

 

メリット③:費用が安い

普通自動車の緑ナンバーは、運輸支局に申請時に12万円も登録免許税として支払います。

ですが、軽自動車の黒ナンバーは運輸支局で申請する際、登録免許税は必要ありません。つまり登録免許税は0円!!

ぷぷんた
普通自動車と軽自動車でこんなにも費用に差があるのには驚きです!!

 

デメリット①:車両保険が割高

黒ナンバーを取得するということは、車を使って仕事をするのが前提ということになります。と、いうことは自家用車として乗られる車よりも多くの距離を走ることが考えられるので、当然事故のリスクも上がるであろうと保険屋さんは考えます。なので車両保険の料金も割高になるという原理です。

ぷぷんた
個人的には黒ナンバーを取得する人はある程度運転には自信があり、かつ仕事として運転するから普段よりも安全運転になるはず。だから事故率も低いんじゃないかなぁ~?と思うんですけど、保険会社はそうはいかないようですね。笑

 

デメリット②:貨物用車両じゃなければ構造変更が必要な場合がある

黒ナンバーを取得するためには車両の用途が【乗用】ではなく、【貨物】じゃなくちゃいけません。

この、用途を【貨物】の状態にしなければ黒ナンバーの申請はできないので、持っている車が【乗用】であれば、まずは【貨物】に変更しましょう。

そのとき、もともと貨物用の車両じゃない車であれば、構造変更(後部座席を取り外すなど)が必要になる可能性が高いです。

ぷぷんた
あなたがお持ちの車は【貨物】に変更できるかどうかわからなければ、車屋さんに相談してみましょう。

 

黒ナンバー取得の費用

黒ナンバーを取得するのに、登録免許税は0円だということを触れましたが、他に必要になる経費はあります。

 

かかる費用はナンバープレート代のみ!

黒ナンバーを取得するには、登録免許税はかかりませんが、ナンバープレートの購入費はかかります。

それ以外には申請すること自体、費用はかからないので、黒ナンバー取得にはナンバープレート代のみがかかることになります。

ぷぷんた
ちなみに札幌では令和2年時点で1760円でした。(地域により価格差あり。)

 

黒ナンバーを取得するために必要な書類

黒ナンバーを取得する為には以下の書類が必要になります。

書類のテンプレートは運輸支局HPから取得が可能です。

 

 

貨物軽自動車運送事業経営届出書の作成方法

こちらはダウンロードするエクセルデータの下に、どのように記入すれば良いかの記入例があります。

それを見ながらであれば、記入する場所と内容がわかるので参考にして記入しましょう!

自動車車庫の収容能力の欄ですが、基本的に10㎡以上でないといけないとのことでしたのでご注意を!

 

事業用自動車等連絡書の作成方法

画像の青文字部分は黒ナンバー化したい車両の車検証を見て、そのまま書き写しましょう。

赤文字部分はあなたの自宅住所や屋号、営業所の住所になります。

あとは赤丸をしてある部分を同じように丸印を付けて完成です!

 

 

貨物軽自動車運送事業の運賃及び料金設定(変更)届出書の作成方法

こちらはExcelデータのシートが分かれていて、運賃料金表と、届出書が用意されています。

 

運賃料金設定(変更)届出書

運賃料金設定(変更)届出書に関してはあなたの氏名や屋号、住所などを記載するだけでOK!

 

運賃料金表

運賃料金表は、画像の赤文字部分を書き込む必要があるので、テンプレートにご自身で記入していきましょう。(よくわからなければ画像通りの数字を書き込んでもOK。)

 

 

配送業で独立するとき、開業したばかりだと自分で仕事を取ってくるのはまれでしょう。おそらく企業からの下請けで請け負い配達業務をすることになるので、この料金表はあまり意識しなくとも良いでしょう。

ぷぷんた
まずは委託業者として信頼と実績を重ねていき、最終的には個人で仕事をいただけるように取り組んでいきましょう!

 

黒ナンバー取得手続きをする場所

黒ナンバーを取得するためには、2つの施設で手続きを進めなくてはいけません。

それは、陸運支局と、軽自動車協会です。この2つは隣りあわせである地域もあるらしいですが、残念ながら札幌は少し離れたところにあります。

また、どちらも公共交通機関の便が良いとは言えない場所にあるので、手続きをスムーズに行うためにはマイカーがあると便利です!

 

陸運支局

 

 

陸運支局についたらまずは、入ってすぐ右手にある階段で2階に上がり、目の前にある『⑨輸送(貨物)』という窓口で手続きを行います。

陸運理局では以下の4つの書類が必要です。この書類を窓口に提出すれば、事業用自動車等連絡書に判子を押してくれたものをもらえるので、次の軽自動車協会でこの書類を使用します。

 

 

ぷぷんた
陸運支局ではとくにお金を支払うようなことはありません。書類を提出して終了するので、私はこのとき所要時間は10分ほどで終わりました。

 

軽自動車協会

 

 

陸運支局で手続きが終わると、事業用自動車等連絡書に判子を押してくれたものをもらえるので、それを持って軽自動車協会へ行きます。

ぷぷんた
少し距離があるので車で移動したほうがスムーズです!

 

申請手順

軽自動車協会では3つの窓口を経由して、手続き完了となります。

 

①『3 変更・廃車 希望番号・ナンバー再交付』

軽自動車協会入って右手の『3 変更・廃車 希望番号・ナンバー再交付』の窓口にあるカウンターのBOXに、必要書類をクリアファイルに入れて提出します。このときカウンター手前にある整理券を取ります。2枚出てくるので1枚をクリアファイルに、1枚は自分でもっておいて、呼ばれたときに提示します。
また、もともとついている黄色ナンバーは外しておき、このカウンターにある返却BOXに入れておきましょう。

 

②『⑤番窓口申請書受付』

次は、軽自動車協会を入って左手の部屋に移動して、『⑤番窓口申請書受付』の1番に、①で受け取った書類を提出します。

 

③ナンバープレート購入

最後は、②でもらった書類に新しい黒ナンバーの数字等を記入し、①と同じ建物右側の部屋に行きます。

部屋の一番左手にある1番窓口に書類を提出し、ナンバープレート代を支払えば、黒ナンバーをいただけます。

 

申請書類

軽自動車協会では以下の4つの書類が必要になります。

4つのうち2つは軽自動車協会でもらう書類なので前もって用意は出来ないので、軽自動車協会内で記入して提出しましょう。

 

・事業用自動車等連絡書
・車検証(原本)
・軽自動車税申告書(軽自動車協会でもらう)
・申請書 軽第3号様式(軽自動車協会でもらう)
上記の書類以外に、印鑑と黄色ナンバーのプレート2枚、ナンバープレート代(1760円)が必要なので、こちらもお忘れなきよう!!

 

軽自動車税申告書

 

赤丸で記されている箇所に記入していきます。

記入内容は車検証を見ればわかる内容ですが、記入例として軽自動車協会の机にも張ってあるので参考に記入していきましょう。必要な箇所に印鑑の押印もお忘れなきように!

 

申請書 軽第3号様式

 

こちらも赤丸で記されている箇所に記入していきます。

記入内容は車検証を見ればわかる内容ですが、記入例として軽自動車協会の机にも張ってあるので参考に記入していきましょう。必要な箇所に印鑑の押印もお忘れなきように!

 

ぷぷんた
軽自動車協会では、私が行った時が年末で混み合っていたということもあり、ナンバープレートを受け取るまでに1時間弱かかりました。陸運局からの移動時間も含め、時間には余裕を持って行動したほうが良いでしょう!

 

素人でも1日で完結!軽貨物車両の黒ナンバー化方法を画像付きで解説まとめ

なんとなく手続きが面倒な気がしてあまり気乗りしない黒ナンバー化ですが、やってみると意外と簡単で驚きます。笑

もしわからなければ陸運支局や軽自動車協会の方も丁寧に教えてくださるので、甘えてみるのも良いでしょう!

ただし、すべて終えるのに多く見積もって半日は時間を要しますので、スケジュールに余裕がある日に手続きを進めることをおすすめします!

この黒ナンバー化が自分でやるのはどうしてもめんどくさいと思う方は、車屋さんや、申請代行屋さんに頼めば自分の時間や手間をかけずに取得することもできます。

しかし、費用が2,3万円と割高なので、めんどくさがらずに自分でやったほうがお得です。笑

ぷぷんた
これであなたも軽自動車ドライバーデビューへ一歩前進!!
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