パソコンのモニターの高さを調整したり、収納部分を提供してくれる『モニター台』。
既製品を購入しようとすれば、安くても2000円前後するので、出来るだけ費用を抑えたいと思う方は自作を検討されている人も多いはず。
費用を抑えたいという理由以外にも、既製品には自分が理想とするような形状のものがなかったり、人とは違う、オリジナルのものが欲しい!と思う人もいるでしょう。
自作でモニター台を作ろうと思うと、木材や鉄で作ることも可能ですが、筆者ぷぷんたがたどり着いた結果としては、発泡スチロール製のブロックを用いた自作モニター台でした。
そこで今回は発泡スチロール製のブロックを用いた自作モニター台をメリットデメリットをまとめてみました。

- 自作モニター台を安く作りたい
- 自作モニター台を簡単に作りたい
- 既製品にはないモニター台が欲しい
- 発泡スチロール製ブロックのメリットデメリットを知りたい
筆者ぷぷんたの自作したモニター台
今ぼくが使用しているPCはノートPCです。
なにをするにしてもノートPCのみでは色々と効率が悪いので、モニターを増設することを決めました。
増設する前はこんな感じのデスク。


そこにリサイクルショップで見つけた中古モニターをまずは隣に設置。


これだけでも良かったのですが、もう1台モニターを増設して、ノートPCも合わせてトリプルディスプレイにすることにしました。
そうなると配置をどうするか色々と試行錯誤することになり、たどり着いたのが、今横に置いてあるモニターをノートPCの後ろに置き、もう1台を横に置くスタイルでした。
しかし、思いついた配置だと高さが20cmほどのモニターがあれば良い感じにできると思ったのですが、そんな高さのモニター台なんて既製品にはありませんでした。

そして発泡スチロール製ブロックで自作したモニター台を配置してみた結果がこんな感じ。


あとはノートPCの横に、新しく購入するモニターを設置すれば完成!
発泡スチロール製ブロックのモニター台自作方法
この発泡スチロール製ブロックでのモニター台、自作したと言ってもなにも難しいことはしていなく、ただ購入した発泡スチロール製ブロックを2つ、くっつけただけ。笑
発泡スチロール用の専用接着剤なんていうのも売ってはいるのですが、そのためだけに購入するのはもったいない気がして購入しませんでした。
ではなにで付けたかというと、自宅にあった『木工用ボンド』。

付け初めこそ、すぐにはピタッと固まるわけではありませんが、くっつけてしばらく放置しておけばキチンと接着されます。
発泡スチロール製ブロックのモニター台 ~メリット~

既製品を買うよりもはるかに安く済む
この発泡スチロール製ブロックはホームセンターにも売ってますが、ダイソーやセリアなどの100円ショップにも売ってあります。
大きさによっては100円ではなく200円となっているものもありますが、それでも安く済むのに変わりはありません。
ぷぷんたのようにモニター台の高さを高くしないのであれば、ブロック1つを買えばいいので100円で済みます。
しかも1つだけで良いのならくっつけたりする必要がないので買って、置くだけ。笑

お店によって形や色が違うので、好みに合わせてお店を選んでみましょう。
参考になるサイトがあったのでご紹介しておきます。
100円ショップでは、インテリアディスプレイや棚作りの土台として使用できる「発泡スチロールブロック」を販売しています。1…
意外と強度が高い
発泡スチロール製と聞くとなんだか耐久性がなさそうと思われそうですが、意外と耐荷重は高く、大きさにもよりますが10kg~70kgくらいはあります。
大きめのブロックであれば大人1人が乗っても大丈夫なんですね。
仮に24インチのモニターを置くとしても、せいぜい3,4kgぐらいで、10kg以上になるのは更に大きなモニターくらいなので、まず耐荷重の心配はしなくても良いでしょう。
というか大きなモニターになれば恐らく1つのブロックでは置ききれないので、その分ブロックの個数を増やすはず。

他の材料と比べると断然軽い
自作するのであれば、木材や鉄を用いてもできます。
ですが、他の材料と発泡スチロールを比べたとき、断然軽さが違います。
ネットで買えば配送してくれるのでそこまで感じませんが、ホームセンターなどで材料を買ってくるのであれば、持ち運びの楽さが全然違います。

加工が容易にできる
木材や鉄で自作モニター台を作るのであれば、のこぎりなどで加工するにも手間も時間もかかりますが、発泡スチロールであればカッターで簡単にできます。
それに発泡スチロール製ブロックをモニター台にするのであれば、買ってそのまま使うこともできるので、そもそも加工自体しなくても済みます。
ぼくのように2つをくっつけるとしてもボンドでピタッとするだけ。
ブロックの穴を収納に使える
発泡スチロール製ブロックにはもともと穴が開いています。
その穴を活用しない手はないです!
加工をしなくてもそのままの状態で収納部分があるのは本当に嬉しい。
もうそのために作られてるんじゃないかと思っちゃうくらい。

また、配置によってはここにモニターやPCのコードを通すことでデスク周りをスッキリと見せることもできますね。
安全性が高い
他の材料で自作した場合、木材や鉄などは基本的には硬いです。
加工するときや、設置時に移動したりするときなど、手や頭をぶつけてしまい、怪我をする可能性はゼロではありません。
お子さんがいるご家庭であれば尚更そのような心配は少ない方が良いはず。
発泡スチロール製ブロックの場合はその心配はほとんどありません。
発泡スチロール製ブロックのモニター台 ~デメリット~
メリットばかり述べてきましたが、もちろんメリットがあればデメリットもあるので、そこを理解して納得がいけば発泡スチロール製ブロックでのモニター台自作を検討してみましょう!
不快な音が鳴る
モニターに付いているコードがブロックとこすれたり、デスクが揺れてその上のモニターが揺れると、ブロックとの摩擦により「キュキュッ」っと人によってはかなり不快に思う音が発生します。
置いているだけではもちろん音はしませんが、多少デスクが揺れただけでも不快音が発生していれば、それだけで結構なストレスになります。
カラーバリエーションが少ない
取り扱う店舗により異なりますが、発泡スチロール製ブロックのカラーバリエーションは、多いとは言えません。
その中にあなたが理想とする色がないかも知れません。
ぼくの場合はそれが原因で、100円ショップではなく、ホームセンターで購入することにしました。
場合によっては脆い
耐荷重は意外と大きく、耐久性に優れているとメリットで説明しましたが、場合によってはもろく壊れやすいです。
その場合というのは、1点集中で力が掛かったとき。
具体的な例でいうと、我が家には猫ちゃんがいるのですが、新しく見たもので気になったのか、ブロックをひっかいたか、齧ったかした形跡がありました。
そうなると発泡スチロール製ブロックは弱いもので、ボロボロと削れて崩れてしまいます。
自作モニター台におすすめな発泡スチロールブロックのメリットデメリットまとめ
軽くて丈夫で安価で簡単に作れてしまう、発泡スチロール製ブロックのモニター台。
自作モニター台を検討しているのであれば、是非この発泡スチロール製ブロックを活用したものをおすすめします!
100円ショップでも購入可能なので、使用感を確かめてみて、自分に合えば使い、合わなければ他のものに変えるくらいでのお試しでも良いと思います。
これで是非、あなたのデスク周りをスッキリと効率的に機能的に使えるようにしてみてください。
